ビオかめおか 亀岡オーガニック農業団地応援ファンド 特集ページ

↑動画:2024年12月27日「出資説明会」の様子
事業概要やビオかめおかによるプロジェクト説明、出資方法などを視聴することができます!


農林水産省は2021年、国内の有機農業面積を2050年までに現在の0.5%から25%に拡大する目標を掲げました。しかし、就農時の設備投資の負担や販路確保の難しさから、3~5年での離農が多い状況にあります。

こうした課題解決のため、株式会社ビオかめおかは有機農業技術や経営論を学ぶ「亀岡オーガニック農業スクール」を運営しています。そして、このたび新規就農者を支援する「亀岡オーガニック農業団地」を立ち上げました。本団地では、農地や農業機械の提供、伴走指導、販路確保といった支援を一体的に行います。これにより、有機農業を志す新規就農者が栽培に専念できる環境をととのえ、有機農業の拡大に挑みます。
本プロジェクトでは、設備投資費の一部を募り、生産から消費に関わるあらゆる方と共に、持続可能な農業の実現をめざします。

→プロジェクトの詳細・出資はこちら

プロジェクトのポイント
・農地、農業機械、ハウス、出荷作業場、伴走指導、販路を一体的に提供する
・データ活用型有機栽培により「自然の力を引き出しながら誰もが再現可能な栽培」を実現
・亀岡市「オーガニックビレッジ宣言」の実現に寄与するものであり、市を挙げた取組である


社会的投資/投資型クラウドファンディング
このプロジェクトは投資で応援することが可能です。対象事業の売上金額に応じて分配金を受け取れます。(元本を保証するものではございません)。また出資口数に応じて投資家特典を受け取れます。

投資家特典

3口以上ご出資いただいた方には、口数に応じて以下の特典から1つをお選びいただけます。 
特典の選択は1出資者につき1つのみ可能です。 
ご希望の特典については、募集終了後に確認させていただきます。

■季節の野菜セット
旬の味覚をお届け!亀岡オーガニック農業団地直送の有機野菜セットを1回お届け(時期はこちらにお任せください)

■スクール オンラインコース 1回体験授業
亀岡オーガニック農業スクールのオンラインコース 全28回の講義と実習動画のうちの任意の1回が体験受講できます。

■スクール オンラインコース 割引券
亀岡オーガニック農業スクールのオンラインコース 全28回の講義と実習動画+オプション実習+オンラインフォーラムが税込み17万円のところ、2万円割引の15万円で受講できます。

■ご出資に関する広報発信 ご出資に関する広報発信 + 無料交流チケット1回
ご希望をお聞きした上で、情報発信や交流会を設けさせていただきます。

出資説明会のご案内

亀岡市にお住まいの方をはじめ、オーガニックに関心のある方、有機農業に挑戦してみたい方、また本事業に賛同いただける全国の個人・法人の皆さまを対象に、事業内容やファンドの詳細をご説明する出資説明会を開催いたします。

12月にはオンライン、1月には亀岡駅前のサンガスタジアムにて現地&オンライン形式で開催いたしますので、ご都合に合わせてご参加いただけます。募集内容や出資手続きの方法についてもご説明し、質疑応答の時間も設けております。ぜひこの機会にご参加ください!

→出資説明会の詳細はこちら


ビオかめおか 亀岡オーガニック農業団地応援ファンド 資金の仕組み

応援メッセージ・ファンドにかける想い

亀岡市は、「世界に誇れる環境先進都市」をめざし、さまざまな取り組みを進めています。使い捨てプラスチックの問題については、2021年から市内におけるプラスチック製レジ袋の提供禁止を全国で初めて実施するなど、これまでの取り組みは日本のみならず世界から注目を集めています。 

また、本市は、京都府内でも有数の優良農地を有し、農業が市の基幹産業となっていることから、農業分野における環境負荷の低減を進めるため、現在、市をあげてオーガニック農業の推進に取り組んでいます。 
令和5年2月に全国で2番目となる「オーガニックビレッジ宣言」を行い、学校給食へのオーガニック農産物の導入拡大や(株)ビオかめおかとも連携し、亀岡オーガニック農業スクールの開校によるオーガニック農業者の育成などを進めてまいりました。 この事業は、オーガニック農業スクールの卒業生をはじめとする、新規就農者が直面する販路や初期投資などの課題をしっかりとサポートし、亀岡オーガニック農業団地を形成することで、オーガニック農業を地域や社会全体で支え合う仕組みをつくるものであり、本市としても、しっかりと応援をしていきたいと考えています。 

このプロジェクトが、オーガニック農業の推進に寄与し、農業を通じたまちづくりに大きく貢献いただけることを期待しています。

亀岡市長 桂川孝裕


全国に先駆けてオーガニックビレッジ宣言を行った亀岡市は有機農業者の育成を進めています。そのなかで、有機農業の支援活動を行うために設立された「株式会社ビオかめおか」は、亀岡市有機農業推進協議会からの委託を受けて、有機野菜生産と有機農業の生産技術開発を長年行っている株式会社オーガニックnicoと協力し、有機農業に特化して学べる「亀岡オーガニック農業スクール」を2024年2月に開校しました。約40名の生徒さんが入学し、第1期がまもなく終わるところです。このスクールにおいては、プロ農家をめざすコースもあり、実践的な知識と実習を伴うカリキュラムを特徴としています。

一方、スクールで学んだあとに実際に就農するためには4つのハードル(農地、設備、売り先、住居)があります。そのなかで「株式会社ビオかめおか」では、スクールの卒業生に、農地、設備、売り先を提供することで新規就農の伴走支援を行う「亀岡オーガニック農業団地」を進めようとしています。全国の農業スクールでも例を見ない取り組みです。 

出資金で設備投資を行い、新規就農者をサポートできる仕組みを構築したいと思います。本仕組みが、亀岡市が名実ともにオーガニックの町になる一助となり、さらに全国に広がることでオーガニックが普及することを願っています。

株式会社ビオかめおか 代表取締役 中村新  

本プロジェクトのソーシャルインパクト

1.有機農業における離農率を下げ、有機農業者を増加させる  
離農率が多い原因には、有機農業に関する情報アクセスの難しさ、農地や設備選択における判断能力の不足、栽培技術と販路開拓を同時進行する難しさなどがあります。最近では、農業機械のシェアリング、有機野菜の取扱企業の増加など、新しいサービスが増えてきましたが、それぞれが別々に提供されており、個人の農家がすべてを調整することは簡単ではありません。亀岡オーガニック農業団地では、新規就農に必要な農地・農業機械・ハウスの提供から、伴走指導・販路確保といったサポートまで一元的に提供します。
さらに、「個々のニーズに応じて柔軟に対応できる体制」を整え、有機農業者の自立を支援します。ながく農業を続けられる環境づくりにより、有機農業における離農率を低下させます。

2.農地の確保によるオーガニックの安定供給を可能にする  
個々に有機農業を行っていると、大手流通業者が求める大量かつ安定供給に対応することは難しくなります。また共同出荷できる農協は、慣行農業による農産物の取り扱いが中心です。実際に有機農業では「消費者への直接販売」が6割以上を占めており、売ることにも時間と労力がかかっています。亀岡オーガニック農業団地の普及により、亀岡市内でまとまった有機農地を確保し、ビオかめおかによる農産物の一括管理により、大規模流通に対応することが可能になってきます。

3.持続的な農業から、持続的な食卓をつくる  
本プロジェクトの推進により、国内の有機農業面積を0.5%から25%に拡大する目標に貢献します。国内農業における化学肥料や農薬を減らし、かつ国産で輸入の必要なく流通時の環境負荷を下げます。特に亀岡市では、「市立保育所等有機米導入率75%」「市立小学校有機米導入率50%」を目標に掲げています。亀岡市内の保育所や小学校での給食に利用されることで、地域内で生産・消費が循環する「地産地消」の仕組みづくりに貢献します。

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