滋賀県東近江市

農業・畜産・林業

ローカルベンチャー

咲かせ続けたい「花」がある ~ 種蒔きのステージから、新たなステージへ ~

みんなの奥永源寺 MURASAKIno ORGANIC新商品開発・販売プロジェクト

滋賀県東近江市

農業・畜産・林業

募集期間

2020年02月28日〜 2020年09月30日

営業者

株式会社みんなの奥永源寺

資金使途

オーガニックコスメ及び新商品の販売促進費用

会計期間

2020年10月01日〜 2025年09月30日

目標償還率

106.01%

投資家特典

2口以上から口数に応じて、MURASAKIno ORGANICの新商品等をお送りします。ご自身で使っていただくことはもちろん、ギフトとしても最適な特典となっています。

会計期間中

現在の調達金額

6,000,000円

募集総額

6,000,000円

1口金額

20,000円

出資者数

57人

100%

募集期間

2020年02月28日〜 2020年09月30日

営業者

株式会社みんなの奥永源寺

資金使途

オーガニックコスメ及び新商品の販売促進費用

会計期間

2020年10月01日〜 2025年09月30日

目標償還率

106.01%

投資家特典

2口以上から口数に応じて、MURASAKIno ORGANICの新商品等をお送りします。ご自身で使っていただくことはもちろん、ギフトとしても最適な特典となっています。

プロジェクト要約

株式会社みんなの奥永源寺が販売する「MURASAKIno ORGANIC」シリーズは、東近江市の花で絶滅危惧種の「紫草」の根「紫根」を主原料とするオーガニックコスメです。2018年の発売開始から人気を博し、フランスのルーブル美術館で開催された世界最大級の化粧品展示会においても、日本を代表するオーガニックコスメのひとつとして展示されました。創業4年目を迎える現在も、順調に売上を伸ばしています。 本プロジェクトでは「MURASAKIno ORGANIC」シリーズの新商品開発・販売促進費用を募集します。

プロジェクト要約

株式会社みんなの奥永源寺が販売する「MURASAKIno ORGANIC」シリーズは、東近江市の花で絶滅危惧種の「紫草」の根「紫根」を主原料とするオーガニックコスメです。2018年の発売開始から人気を博し、フランスのルーブル美術館で開催された世界最大級の化粧品展示会においても、日本を代表するオーガニックコスメのひとつとして展示されました。創業4年目を迎える現在も、順調に売上を伸ばしています。 本プロジェクトでは「MURASAKIno ORGANIC」シリーズの新商品開発・販売促進費用を募集します。

プロジェクトサマリー

プロジェクト概要

株式会社みんなの奥永源寺が販売するオーガニックコスメ「MURASAKIno ORGANIC(ムラサキノオーガニック)」シリーズは、東近江市の花で絶滅危惧種の「紫草(ムラサキ)」の根「紫根(シコン)」を主原料とするオーガニックコスメです。2018年4月の発売開始から、初期ロットが3ヶ月で完売するなど人気を博し、フランスのルーブル美術館で開催された世界最大級の化粧品展示会においても、日本を代表するオーガニックコスメのひとつとして展示されました。創業4年、発売3年目を迎える現在も、オーガニックコスメ市場で順調に売上を伸ばしています。

本プロジェクトでは「MURASAKIno ORGANIC」シリーズの新商品開発・販売促進費用を募集します。

 

琵琶湖の源流で誕生した、国産オーガニックコスメシリーズMURASAKIno ORGANIC 

「MURASAKIno ORGANIC」の主原料には、希少な「紫草(ムラサキ)」の根「紫根(シコン)」を使用しています。着色料・防腐剤などの添加物を一切使用せず、滋賀県産のヒマワリ種子油やナタネ油、アオバナエキス等も配合されている、こだわりのオーガニックコスメです。


シコンのチカラとして、日焼けによるシミ・そばかすなどを予防し、お肌の調子を整える「化粧水」や、皮膚に潤いと柔軟性を与える「乳液・美容オイル」、お顔以外のカサつきや肌荒れなど気になる体の部分にも使える「ハンドクリーム・洗顔」など、全5種類を展開しています。

MURASAKIno ORGANICシリーズ。画像左より
○ムラサキノフェイスウォッシュ/洗顔 165mL 2,700円(税抜)
○ムラサキノトナー/化粧水 100mL 3,500円(税抜)
○ムラサキノセラム/乳液 60mL 3,700円(税抜)
○ムラサキノオイル/美容液 30mL 4,500円(税抜)
○ムラサキノハンドクリーム 40g 2,700円(税抜)

(参考)「MURASAKIno ORGANIC」公式サイト

※紫根は医薬品の品質規格書「日本薬局方」にも登録されており、優れた保湿・保護効果や様々な肌トラブルから守る働きがあるとされています。

 


「紫根」は、アセチルシコニンと呼ばれる色素を含んでおり、はるか昔の聖徳太子の時代には冠位十二階最高位である「濃紫(コキムラサキ)」の染料としても使用されていました。


紫根を使用した「紫根染(しこんぞめ)」ワークショップの様子


紫根は漢方生薬として用いられ、外服薬としては高い抗菌作用や抗炎症作用が、内服薬としては解熱剤・解毒剤としても効果がある万能薬です。
ラテン語では「ボラギナーチェ」といい、痔の薬で有名な「ボラギノール」も紫根を原料に作られているほか、江戸時代の漢方学者「華岡清州」が開発した「紫雲膏(しうんこう)」も紫根が原料です。

2018年より販売されている「MURASAKIno ORGANIC」ですが、商品化に至るまでには長い道のりがありました。

 

絶滅危惧種「ニホンムラサキ」の復活

可憐な白色の花をつける「ニホンムラサキ」


私たちが栽培する紫草は、日本最古の歌集「万葉集」の中に、天皇家の御料地であった「標野(現在の東近江地域の蒲生野)」と共に登場することから、「万葉ロマン」の花として知られています。
2006年の市町村合併後、2007年の市民投票により「東近江市の花」に選出されました。


これまで紫根を原料とする市販のスキンケア商品のほとんどが、中国産の「セイヨウムラサキ」を使用したものでした。「ニホンムラサキ」は、かつて日本各地で自生していましたが、暑さに弱く、地球温暖化を原因とした環境の変化により、生息数が減少しています。
環境省が作成するレッドデータブックにおいても、絶滅危惧IB類(EN)に指定されている植物として、継続減少率70%、20年後の絶滅確率が20%以上とされています。

 

地元の農業高校がニホンムラサキの栽培に成功

東近江市では、その種が地元の八日市南高校で大切に保管され、20年以上に渡り栽培技術の研究と実習に使われてきました。
農業高校である八日市南高校が、市から地域の特産品になるよう栽培・加工の依頼を受けたのは、市町村合併後の今から13年前のことです。
有史以来これまで、紫草の栽培技術は解明されていないため、最初は栽培方法が全く分からない状態でした。
発芽率3%、死滅率95%を超える年もある中で、試行錯誤の末、春化処理を行い、種に傷をつけると発芽率が向上することを発見しました。
そして、東近江市内の各地で栽培実験を行ったところ、奥永源寺振興協議会の協力を得て、冷涼な気候の、奥永源寺地域での栽培が適していることが分かってきました。


標高が100m高くなると気温が約0.6℃下がるため、東近江市街地と比べて約2.7℃気温が低いのが奥永源寺地域です。その冷涼な気候に恵まれた土地は、暑さに弱い紫草にとって最適な栽培環境だったのです。

 

紫草の本格的な栽培を開始し「株式会社みんなの奥永源寺」を設立


株式会社みんなの奥永源寺の代表の前川さんは当時、八日市南高校で農業の教員として勤めていました。紫草に魅了された前川さんは、これを「地域の宝」にするべきと考えました。
そして、2014年に前川さんは教員を辞め、地域おこし協力隊として奥永源寺地域に移住します。

 

前川さんが移住した奥永源寺君ケ畑町は、過去数百年、移住者のなかった集落です。

3年間の地域おこし協力隊としての活動後、前川さんは地域住民や市民の方々から出資を募り2017年に「株式会社みんなの奥永源寺」を設立します。
耕作放棄地を開墾し、無農薬・有機栽培にこだわり、人や環境にも配慮した商品開発がここからスタートしました。

地域住民と八日市南高校の生徒が紫草の苗植えを行う様子


紫草は強い連作障害があるため、1度植えると5年間は同じ畑で栽培ができません。
そのため、前川さんは毎年500㎡程の耕作放棄地を開墾し、ローテーションで紫草の栽培を行う事を目標にしています。
耕作放棄地で紫草を栽培する事は、地域の農産業の再生と活性化に繋がり、地域の雇用創出につながるという点と、何より大事なことは、「化学肥料や農薬に汚染されていないピュアな土壌」で紫草を栽培することで、海外の厳しい農薬基準にも適合するというのが重要なポイントです。


耕作放棄地の開墾の様子


そうして2018年に、「株式会社みんなの奥永源寺・東近江市役所・八日市南高校・加工業者&デザイナー」による、「産・官・学・創」連携である、「東近江ムラサキ紫縁プロジェクト」を立ち上げ、絶滅危惧種「紫草」の「種の保存」と、紫根を使用したオーガニックコスメの商品化を実現しました。

 

自然派・オーガニック化粧品市場について

日本の化粧品業界の業績は全体としては大きく伸びているわけではなく、微増で推移しています。
資生堂をトップとする大手メーカー5社が市場全体の88.5%(矢野経済研究所調べ)を占有するという寡占状態です。
一時期は中国観光客によるいわゆる「爆買い」がありましたが、現在は落ち着いているという状況です。
2001年に化粧品の全成分表示が義務づけられて以降、消費者が化粧品の安全性を調べようと思えば調べられる環境になりました。

ジェトロ(日本貿易振興機構)のレポートによると、「美容・パーソナルケア商品」は、世界全体で2015年の推定で約60兆円とされています。
その内、日本の市場規模は約2.3兆円(矢野経済研究所調べ)で、日本市場は世界シェアの3.8%になります。
オーガニックコスメに絞って市場規模を見ると、世界で約3.6兆円(オーガニック協会調べ)あります。中でも近年は中国・東南アジアでの成長が著しいですが、日本はそのうち約0.1兆円(矢野経済研究所調べ)となっています。

(参考) ジェトロセンサー2014年2月号

国内自然派・オーガニック化粧品市場は、化粧品に対する安全、安心の高まりや、エコ(Ecology)やロハス(LOHAS)など環境を意識したライフスタイルを志向する消費者の増加、敏感肌を自覚する女性の増加などを背景に拡大を続けています。
TPCマーケティングのデータによると、2005年から2017年の13年間で、国内自然派・オーガニック化粧品市場(オーガニック・ナチュラルコスメ)市場は2倍以上の成長をしています。

(参考)  流通ニュース

 

矢野経済研究所のデータを基にプラスソーシャルインベストメント株式会社が作成

 

2017年度の国内化粧品市場(国内自然派・オーガニック化粧品市場除く)の成長率は、102.88%に対して、国内自然派・オーガニック化粧品市場は前年度比104.85%となっています。
2014年から2017年の4年間の成長率は、国内自然派・オーガニック化粧品市場が国内化粧品市場によりも約8%上回っており、2018年(予測値)の5年間では約10%上回る見込みです。

製品の高機能化が消費者に大きな訴求力を発揮しており、一般化粧品から自然派・オーガニック化粧品への切り替え需要を含め、新たなユーザーを取り込んでいるとみられることから、今後も市場規模は拡大し、2022年度までは前年度比3%~4%台の成長を維持するものと予測されています。
(参考)  矢野経済研究所

 

本プロジェクトの資金を活用した新商品開発と販路開拓について

MURASAKIno ORGANICシリーズは現在、全国の東急ハンズやロフトの他、近鉄百貨店、高島屋セレクションのふるさと納税、県内の平和堂各店舗や道の駅で販売されている他、ORGANIC MOTHER LIFEを中心としたエステサロンや美容施設での代理店販売も行われています。
本プロジェクトでは、新規の販路開拓先として、海外バイヤーへの卸売を主軸に、東京五輪や大阪万博をターゲットにしたインバウンド土産店への卸売・直接販売等を進める計画です。

 

海外観光客の多い大阪道頓堀のグリコサインの真向かいにオープンした「なの花薬局」でも「MURASAKIno ORGANIC」の販売が開始されました。


新商品の開発及び製造は、既存商品の開発時と同じく、オーガニックコスメ業界で25年以上の実績がある「アルデバラン株式会社」に委託します。
また、MURASAKIno ORGANICシリーズの新商品のラインナップは、「アイクリーム、スカルプエッセンス、トライアルセット」の3商品で、販路開拓事業としては、既存商品のデザイン、リーフレット、ブランドブック等の「他言語表記化の改良」を行い、インバウンド・海外市場に挑戦します。

(参考) アルデバラン株式会社

 

また、冒認商標対策として、「中国・香港・台湾」で商標権を取得し、模倣品の販売による知的財産権の侵害から商標を保護し、海外進出における万全な販路開拓の対策を行います。

そして、現在の第4期中に「新規雇用1名を目標」として取り組みます。

以上のような、本プロジェクトの展開を通じて、絶滅危惧種の「種の保存」を達成し、琵琶湖の源流を一切汚染しない企業活動によって、人と環境に優しく、「地域内外の“みんな”にとって価値」のある、“地域株式会社”として、「みんなの奥永源寺」を目指します。
そして、「全国の一人でも多くの方々にMURASAKIno ORGANICシリーズと奥永源寺の魅力を届けること」で、SDGsでエシカルな、「地域循環共生圏」の未来を創造する。
それが、株式会社みんなの奥永源寺の目指すところなのです。

 

プロジェクトアセット対象事業

新商品を含むMURASAKIno ORGANICシリーズの販売事業

 

投資家特典


2口以上から口数に応じて、MURASAKIno ORGANICの新商品等をお送りします。
ご自身で使っていただくことはもちろん、ギフトとしても最適な特典となっています。
また、投資家の皆様からの新商品に対する声も集めて、今後の商品開発に活用する予定です。

・2口以上で5,000円相当(税込、送料込)のMURASAKIno ORGANICトライアルセットを1回送付
・4口以上で15,000円相当(税込、送料込)のMURASAKIno ORGANIC新商品を含むセットを1回送付
・6口以上で25,000円相当(税込、送料込)のMURASAKIno ORGANIC新商品を含むセットを2回に分けて送付
・25口以上で100,000円相当(税込、送料込)のMURASAKIno ORGANIC新商品を含むセットを3回に分けて送付 ※金額内で内容の相談可

 

営業者紹介

会社名 株式会社みんなの奥永源寺
代表者 代表取締役 前川 真司
設立日 2017年3月3日
事業内容 
・農業

・紫草の栽培及び加工・販売
・地域の特産物の栽培及び加工・販売
・農村体験等の自然教育事業
・地域資源を活用した教育、福祉、サービス事業

会社WEBサイト
MURASAKIno ORGANIC公式HP

株式会社みんなの奥永源寺の取り組みはオーガニックコスメの普及啓発を通じた絶滅危惧種の「種の保存」や、限界集落での耕作放棄地の再生の取り組みが評価され、環境省主催の「第6回グッドライフアワード」にて実行委員会特別賞(サスティナブル・ビジネス賞)を国内初受賞しました。
また県内では、滋賀県らしい魅力的な商品として、滋賀県が選定する「ココクール マザーレイク・セレクション2018」にも選定されています。

 

会社沿革

2017年
株式会社みんなの奥永源寺設立。SIBの手法を用いた東近江市コミュニティビジネススタートアップ支援事業に採択。

※SIB(ソーシャルインパクトボンド)とは社会的投資の一つの手法で、2016年から全国にさきがけて東近江市で導入されました。従来の行政からの補助金とは違い、事業を応援してくださる出資者から、資金提供をいただき、事業期間終了時に成果があれば、行政がその元本を出資者に償還しようとするものです。みんなの奥永源寺は2017年に21人の出資を受けて事業を実施しました。

2018年
SIBの成果目標を達成し、「MURASAKIno ORGANIC」シリーズを発売開始。

2020年
「MURASAKIno ORGANIC」シリーズの新商品販売を開始予定。


株式会社みんなの奥永源寺 

代表取締役 前川真司


プロフィール

1987年8月20日生 兵庫県宝塚市出身
小さい頃から牧場主に憧れて、中学校時代に高知県大川村へ山村留学。卒業後は全寮制の農業高校、兵庫県立播磨農業高等学校へ進学。ブラジル共和国への農業研修を経て、東京農業大学国際食料情報学部食料環境経済学科へ進学。卒業後、UCLA Extensionカリフォルニア大学ロサンゼルス校ALCセンターへ進学。修了後、滋賀県立八日市南高等学校の講師を3年勤め、2014年4月から「東近江市地域おこし協力隊」に就任、農業と農村の可能性を活かした地域活性化事業に挑戦。2017年3月、「株式会社みんなの奥永源寺」を設立し、代表取締役に就任。2018年4月、オーガニックシコンコスメ「MURASAKIno ORGANIC」を開発・発売。現在も地域活性化事業に邁進中。

 

代表メッセージ

私たちが目指す地域の未来像、それは「環境と社会」すなわち「人と自然」が「企業の経済活動」によって手を取り合い、「地域循環共生圏」が成り立つ社会です。
私たちが生きる2020年の「今」に求められていることは、単なる経済活動の拡大と利益の追求ではありません。健全な企業活動による「社会の担い手」を目指すことはもちろんですが、それ以上に「SDGs」というキーワードが示すように、「環境社会」に対する歩み寄りが何よりも大事な時代です。

私たちは、絶滅危惧種「紫草」の「種の保存」という、生物多様性の保全活動を実践しながら、オーガニックコスメ「MURASAKIno ORGANIC」の開発と販売によって、雇用の創出を目指すという、「環境と社会の両立を企業活動によって実現」することを目指しています。
SDGsやESG投資が注目される今だからこそ、私たちと共に歩んで頂ける「同志」を募集します。みなさまのご支援・ご参画をお願い申し上げます。

 

オンライン事業説明会・交流会のご案内

株式会社みんなの奥永源寺・前川社長自らが本プロジェクトの詳細について語るオンライン説明会・交流会を開催します。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております!


【日時】

2020年6月6日(土) 10:00-12:00

2020年6月14日(日) 10:00-12:00

 

【内容】

オンライン会議システムZoomを使った開催

【参加費】

無料


主催:株式会社みんなの奥永源寺 / プラスソーシャルインベストメント株式会社
(事務局:プラスソーシャルインベストメント株式会社)



 

募集情報

本匿名組合契約名称 みんなの奥永源寺 MURASAKIno ORGANIC新商品開発・販売プロジェクト
営業者 株式会社みんなの奥永源寺
取扱者 プラスソーシャルインベストメント株式会社
出資金募集最大総額 6,000,000円
出資金募集最低金額 -
出資金申込単位 20,000円 (出資金:20,000円、取扱手数料:なし)
申込上限口数 100口(個人)100口(法人)
募集最大総口数 300口
取扱者の報酬 組成報酬、運営報酬、監査報酬
会計期間 2020年10月01日~2025年09月30日
リクープ売上金額(税抜) 130,434,783円
営業者の報酬 本匿名組合事業利益-匿名組合員の利益-取扱者の報酬
売上金額-事業費用
匿名組合員への分配金額-匿名組合出資金
決算日 第1回決算日 会計期間開始日より1年後
第2回決算日 会計期間開始日より2年後
第3回決算日 会計期間開始日より3年後
第4回決算日 会計期間開始日より4年後
第5回決算日 会計期間開始日より5年後
報告日 決算日から60日以内
分配日 決算日から90日以内の営業者が指定する日

事業計画

今後の事業計画

今後の事業計画は、以下のとおりです。ただし、営業者及び取扱者は、本匿名組合事業の売上金額として、本事業計画上の売上金額を保証するものではなく、匿名組合員に対して分配金額を保証するものでもありません。

事業計画売上について

事業計画上の累計売上金額(税抜)、本匿名組合契約における累計損益分岐売上金額(税抜)は下記のとおりです。

 

前期実績
売上金額
(2019年9月期)
事業計画
売上金額
(5年間)
損益分岐
売上金額
(5年間)
売上金額 14,949千円 138,279千円 130,435千円
年額平均 27,656千円 26,087千円
事業計画
売上金額
1年目 2年目 3年目 4年目 5年目
18,686千円 24,292千円 28,652千円 33,324千円 33,324千円

 

分配シミュレーション

分配計算式

匿名組合員への1口あたりの分配金額は、以下の計算式により算定いたします。なお、1口あたりの分配金に円未満の端数が生じた場合は、端数を切り捨てて算定いたします。

事業計画達成前売上金額:(累計売上金額が138,278,760円以下の場合)
事業計画達成前売上金額×4.6%÷300口×1口

事業計画売上金額達成後:(累計売上金額が138,278,760円を超える場合)
(事業計画達成前売上金額×4.6%÷300口×1口)+(事業計画達成後売上金額-事業計画売上金額)×0.5%÷300口×1口

(注1)売上金額は全て税抜です。

 

金銭による分配金額のシミュレーション(1口20,000円の出資の場合)

本匿名組合契約における金銭による分配金額のシミュレーションは以下のとおりです。なお、シミュレーションの目的は、本匿名組合事業の売上に応じた分配金額を予想することにあります。したがって、売上を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。損益分岐売上金額を下回ると元本が毀損されます。

売上金額
(年間)

累計売上金額
(ファンド対象期間)

投資家分配額

1口分配額

償還率

源泉徴収後
1口分配額

源泉徴収後
償還率

 

¥14,949,055

¥74,745,275

¥3,438,283

¥11,460

57.30%

¥11,460

57.30%

前期実績

¥24,940,000

¥124,700,000

¥5,736,200

¥19,120

95.60%

¥19,120

95.60%

 

¥25,130,000

¥125,650,000

¥5,779,900

¥19,266

96.33%

¥19,266

96.33%

 

¥25,320,000

¥126,600,000

¥5,823,600

¥19,412

97.06%

¥19,412

97.06%

 

¥25,510,000

¥127,550,000

¥5,867,300

¥19,557

97.79%

¥19,557

97.79%

 

¥25,700,000

¥128,500,000

¥5,911,000

¥19,703

98.52%

¥19,703

98.52%

 

¥25,890,000

¥129,450,000

¥5,954,700

¥19,849

99.25%

¥19,849

99.25%

 

¥26,086,957

¥130,434,783

¥6,000,000

¥20,000

100.00%

¥20,000

100.00%

損益分岐

¥26,270,000

¥131,350,000

¥6,042,100

¥20,140

100.70%

¥20,111

100.55%

 

¥26,460,000

¥132,300,000

¥6,085,800

¥20,286

101.43%

¥20,227

101.13%

 

¥26,650,000

¥133,250,000

¥6,129,500

¥20,431

102.16%

¥20,342

101.71%

 

¥26,840,000

¥134,200,000

¥6,173,200

¥20,577

102.89%

¥20,459

102.29%

 

¥27,030,000

¥135,150,000

¥6,216,900

¥20,723

103.62%

¥20,575

102.87%

 

¥27,220,000

¥136,100,000

¥6,260,600

¥20,868

104.34%

¥20,690

103.45%

 

¥27,410,000

¥137,050,000

¥6,304,300

¥21,014

105.07%

¥20,806

104.03%

 

¥27,600,000

¥138,000,000

¥6,348,000

¥21,160

105.80%

¥20,923

104.61%

 

¥27,655,752

¥138,278,760

¥6,360,823

¥21,202

106.01%

¥20,956

104.78%

事業計画

¥27,840,000

¥139,200,000

¥6,365,429

¥21,218

106.09%

¥20,969

104.84%

 

¥28,030,000

¥140,150,000

¥6,370,179

¥21,233

106.17%

¥20,981

104.90%

 

¥28,220,000

¥141,100,000

¥6,374,929

¥21,249

106.25%

¥20,993

104.96%

 

(注1)匿名組合員に対する出資1口あたり分配金額は、上記に記載の分配計算式に基づいて計算されます。
(注2) 表中の償還率は、次の算出式によって計算される全会計期間に係る1口あたり分配金額の合計額を基にした償還率であって、年率ではありません。1口.20,000円の出資金に対し、1口分配金額が20,000円となる時点を償還率100%としています。
匿名組合員に対する出資金1口あたり分配金額/20,000円
(注3) 匿名組合員への損益の分配について、利益が生じた場合は当該利益の額に対して20.42%(復興特別所得税0.42%を含みます。)の源泉税徴収が行われます。なお、将来税率が変更された場合には、変更後の税率により計算が行われます。また、利益とは、匿名組合員に対する分配金額が出資金額を超過した場合における当該超過額をいいます。したがって、匿名組合員に対する分配が行われても、利益が生じるまでは源泉徴収は行われません。

仕組み図


資金使途

ファンド資金は、以下の内容にて使用いたします。

内訳項目 金 額
オーガニックコスメ及び
新商品の販売促進費用
6,000,000円
合計費用 6,000,000円

(注1)上記の合計費用、内訳項目、金額はあくまでも見込みであり、変更の可能性があります。最終的な費用が上記を上回った場合には営業者が負担し、下回った場合には分配時に返還させて頂きます。なお、返還金額に利息は付きません。また、上記以外に必要となる費用につきましては、営業者が負担いたします。
(注2)出資金の資金使途については、取扱者による監査が行われます。
(注3)状況により、上記資金使途内容について営業者が先に立て替えて支払い、その後、出資金を充当することがあります。
(注4)本匿名組合事業遂行のため、会計期間開始前であっても、営業者が必要に応じて出資金を資金使途内容に従って使用することがあります。

 

リスク

匿名組合契約「みんなの奥永源寺 MURASAKIno ORGANIC新商品開発・販売プロジェクト」の締結については、以下のような留意点及びリスクがあります。

1. 本匿名組合契約の性格に関する留意点

本匿名組合契約に係るすべての業務は、営業者が自ら行い又は関係機関に委託することになっており、これらにつき匿名組合員が行い、若しくは指図をすることはできません。本匿名組合事業の状況によっては、事業継続や売上の確保のため、特に、本匿名組合契約はその契約期間が比較的長期間に及ぶため、契約期間中において、営業者の判断の下に価格等の変更等を行う可能性があります。

2. 本匿名組合契約の流動性に関する留意点

契約期間中、本匿名組合契約は解約できません。本匿名組合契約の譲渡は同契約により制限されます。本匿名組合契約を取引する市場および匿名組合員である立場を取引する市場は現時点では存在しません。

3. 出資金の元本が割れるリスク

本匿名組合契約に基づく利益の分配又は出資金の返還は、専ら営業者の本匿名組合事業による収入をその原資とし、かつ、会計期間中における営業者の売上金額を基に算定される分配金額の支払いのみをもって行われます。したがって、会計期間中の本匿名組合事業における売上によっては利益の分配が行われない可能性があり、また、分配金の支払いが行われたとしても、全会計期間をとおして匿名組合員に支払われる分配金額の合計額が当初の出資金を下回るリスクがあります。

4. 営業者の信用リスク

営業者は募集開始日の直前期における決算書上、債務超過であり、今後の事業の状況如何によっては、営業者が支払不能に陥り、又は営業者に対して破産、会社更生、民事再生などの各種法的倒産手続きの申立てがなされる可能性等があり、これらに該当することとなった場合には、本匿名組合事業における売上金額により分配金額が発生していたとしても、本匿名組合契約に基づく分配金額の支払い、各分配日において分配金額の上限を超過し翌分配日以降まで繰越留保されている分配金の支払い、又は出資金の返還が行われないリスクがあります。 匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権(出資金返還請求権及び利益分配請求権をいいます。以下同じです。)には、何ら担保が付されていません。また、営業者が破産等の法的倒産手続きに移行した場合には、匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権は、他の優先する債権に劣後して取り扱われます。そのため、法的倒産手続きの中で、他の優先する債権については支払いがなされ、回収が図られた場合であっても、匿名組合員が有する支払請求権については一切支払いがなされないリスクもあります。さらに、リクープが実現できなかった場合において、残存在庫が存在していても、他の債権者への現物弁済その他の理由により現物分配が行われないリスクがあります。

5. 取扱者の信用リスク

本匿名組合契約において、出資金および本匿名組合契約締結の取扱いならびに管理運営を取扱者に委託しているため、分配金額の支払い等は、取扱者を経由して行われます。このため、取扱者が破綻した場合、本匿名組合事業に係る分配金額の支払い等が遅滞し、又はその全部若しくは一部が行われないリスクがあります。
なお、取扱者では、出資金の受取口座として普通預金を利用しておりますが、その後の資金管理については、取扱者から倒産隔離された信託口座により分別管理を行っています。
・出資金の取扱い:出資金は、取扱者の普通預金口座で受け取り、一定期間毎に信託口座に移動され分別管理が行われます。その後、信託口座から営業者へ送金されます。
・分配金の取扱い:分配金は、営業者から取扱者の信託口座へ送金され支払留保金(デポジット)として分別管理が行われます。支払留保金として分別管理されている分配金は、出金申請をいただくことで信託口座から取扱者の普通預金口座を経由して匿名組合員へ分配金が支払われます。

6. 経営陣の不測の事態に係るリスク

本匿名組合契約の営業者については、その事業の経営陣への依存度が高く、経営陣に不測の事態(病気・事故・犯罪に巻き込まれる等)が生じることにより、本匿名組合事業に重大な影響を及ぼす可能性があります。当該リスクに対しまして、本匿名組合契約では各種保険等によるリスク・ヘッジを行いません。

7. 資金繰りが悪化するリスク

営業者は、事業計画上の売上を著しく下回る場合、予想外のコストが生じる場合、現時点で想定していない事態が生じた場合、資金繰りが悪化するリスクがあります。

8. 資金調達のリスク

営業者は本匿名組合事業の必要資金を本匿名組合契約による出資金でまかなう計画です。したがって、本匿名組合契約での資金調達が滞る場合、本匿名組合事業を開始することができないリスクがあります。また、本匿名組合契約での資金調達の状況により、金融機関からの借入やリース契約等で資金調達を行い、本匿名組合事業を開始する可能性があります。

9. 債務超過のリスク

一般的に債務超過状態の会社は、次のような不利益を被るリスクがあります。まず、金融機関等は債務超過状態の会社への融資を実行しない場合が多く、債務超過の会社は新規の借入ができない可能性があります。また、取引先との取引継続に支障が生じる可能性があります。次に、債務超過は、営業者の破産手続き開始原因であり、営業者が破産手続きの開始決定を受けると、商法上匿名組合は当然に直ちに終了します。さらに、債務超過の場合、営業者の資産に対して債権者による仮差押命令が発令される可能性が高くなります。仮差押命令が発令された場合、取引先との取引に支障が生じたり、金融機関からの借入等に関して、期限の利益が喪失する等により、支払不能となり事業継続に支障をきたす可能性があります。また、仮差押命令が発令されると、本匿名組合契約の終了事由に該当し、直ちに本匿名組合契約が終了します。いずれの場合にも、出資金の全部が返還されないリスクがあります。

10. 匿名組合出資金の送金及び使用に関するリスク

契約が成立した本匿名組合契約に係る匿名組合出資金は、募集期間中であっても営業者が本匿名組合事業を遂行でき、かつ、本匿名組合事業の遂行のために必要であるという判断を下した場合、営業者の指示により、随時取扱者から営業者へ送金され、資金使途・費用見込みに示す資金使途内容に従い、本匿名組合事業の遂行のため使用されます。したがって、本匿名組合契約が契約期間満了前に終了した場合、本匿名組合契約の定めに従い、出資金が各匿名組合員の出資口数に応じて返還されますが、既に支出された費用がある場合等、出資金を返還できなくなった場合には、出資金は減額されて返還されるリスクがあります。

11. 事実の調査に関するリスク

取扱者が行う事実の調査は、取扱者独自の水準に基づき実施される調査であり、また、入手資料および営業者への質問の回答について、すべて真実であることを前提としておりますが、事実の調査が誤るリスクがあります。また、取扱者の事実の調査に基づくファンド組成の判断は、匿名組合員への分配金や出資額の返金を保証するものではなく、営業者の事業計画や、営業者が破産等しないことを保証するものではないことにくれぐれもご留意下さい。

12. 特典の進呈を行うことのできない、又は、変更するリスク

営業者は匿名組合員に対し、特典の進呈を行うことを予定しておりますが、事情により特典の進呈を行うことができない、又は、変更するリスクがあります。

13. 大地震・大津波等の自然災害のリスク

大きな地震や津波、台風等の自然災害等に起因する要因により、事業の継続的に悪影響を及ぼすリスクがあります。

14. 許認可等に関するリスク

本匿名組合事業の実施にあたっては、関連する許認可が必要となる可能性があります。営業者が既に許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、その後かかる許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。

15. 訴訟等に関するリスク

営業者の事業活動において、環境保全、労務問題、取引先等との見解の相違等により訴訟を提起される、または訴訟を提起する場合があり、その動向によっては営業者の事業に悪影響を及ぼすリスクがあります。また、訴訟等が行われることにより、営業者の社会的信用等に悪影響を及ぼすリスクがあります。

16. 本匿名組合契約未成立のリスク

取扱者が営業者に対して出資金を送金する前に、本匿名組合契約が終了した場合、本匿名組合契約は遡って未成立とみなします。この場合、既に支払われた出資金及び取扱手数料は速やかに返還しますが、利益の分配を受けることはできません。その際、当該出資金及び取扱手数料の返還にかかる振込手数料については申込者にご負担いただきます。また、当該出資金及び取扱手数料に利息は付きません。

17. 生産及びサービス等の提供に関するリスク

本匿名組合事業の商品の生産及びサービス等の提供については、原料の調達状況、人員及び設備の稼働状況、不慮の事故、天災その他の不可抗力等により、生産量が想定を大幅に下回る可能性や事業計画達成に必要なサービス等の質及び量を確保できない可能性があります。この場合、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。

18. 販売に関するリスク

本匿名組合事業で販売する商品については、営業者の判断の下で販売されますが、販売時の景気動向、市場の需給状況により予定単価及び予定量を大幅に下回る可能性があります。この場合、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。

19. 新商品に関するリスク

本匿名組合事業には新商品の生産及び販売が含まれます。当該新商品については、商品の研究開発スケジュールの進捗状況や研究過程における不慮の事故等により、開発が失敗に終わり、商品化できないリスクがあります。また、新商品の生産及び販売の体制構築、販路の拡大等に予想外のコストや時間を要する可能性があります。これらの結果、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。

20. 兼業に関するリスク

営業者の代表者は高校の教員として勤めていることから、営業者の代表者が同社の活動に労力・時間等を割かれる結果、本匿名組合事業の計画遂行に悪影響を及ぼすリスクがあります。

営業者情報

営業者

商号 株式会社みんなの奥永源寺
所在地 滋賀県東近江市君ヶ畑町844番地
事業内容 オーガニックシコンコスメの販売事業
設立日 2017年3月3日
代表者 前川 真司
決算日 9月30日

取扱者

本匿名組合契約の出資募集および契約締結の取扱い、本匿名組合契約の管理運営、匿名組合員へのIR業務等を委託する会社の概要は、次のとおりです。(2020年02月28日現在)

商号 プラスソーシャルインベストメント株式会社
登録 第二種金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第396号
本店所在地 京都市上京区河原町通丸太町上る出水町284
電話番号 0752577814
事業内容 第二種金融商品取引業
資本金 8,000万円
設立日 2016年04月14日
役員 代表取締役会長 深尾 昌峰
代表取締役社長 野池 雅人
取締役 吉澤 保幸
監査役 石原 俊彦
監査役 可児 卓馬
事業所所在地 京都市上京区河原町通丸太町上る出水町284
決算日 6月30日
加入協会 一般社団法人第二種金融商品取引業協会