東近江市版SIB 休眠預金活用事業

ご挨拶(本事業の趣旨について)

 東近江三方よし基金では、2024年度の休眠預金活用事業(草の根活動支援事業)として、「次世代につなぐ地域総働プロジェクト」を進めております。

 私たちのまち東近江市には、つながりを持てずに孤立してしまう子どもや若者、その保護者の方々がおられます。こうした課題は、行政や特定の支援団体だけで解決できるものではありません。企業、市民、そして地域に関わるすべての人が力を合わせる「地域総働」のまちづくりが求められています。

 孤立する子どもや若者、そしてその保護者が社会とのつながりを取り戻し、自らの可能性に気づける場をどうつくるか。私たちはこの課題に対し、「企業・市民参加型」の新しい地域コミュニティの構築に挑戦します。

 本プロジェクトでは、市内で活動する6つの団体に助成するだけでなく「東近江市版SIB(ソーシャル・インパクト・ボンド)」という仕組みを通じて、地域の皆さまとの結びつきをより深めていくことを目指しています 。

 東近江市版SIBは、単なる投資ではありません。皆様からお預かりする資金と、そこに込められた「応援の気持ち」が現場の力となり、課題解決という成果となって地域に還元される仕組みです。出資していただくだけでなく、活動を共に見守り、育てる「まちの応援団」として参加していただきたいと考えています。

 東近江の未来を担う次世代が、安心して暮らせる社会をつくるために。皆様の温かいご支援と、「地域総働」の輪へのご参加を、心よりお願い申し上げます。


公益財団法人東近江三方よし基金 理事長 池永肇恵


〜本プロジェクトの採択事業者〜

一般社団法人JYUYON 14 ACADEMY
〜十人十色の喜び幸せをスポーツで実現〜
「東近江市SIB スポーツが地域のインフラストラクチャーにプロジェクト」

「JYUYON 14 ACADEMY」は、サッカースクールや障がい児向けクラブなどが合併して誕生した「全世代型の地域総合スポーツクラブ」です。日本で唯一、障がいのある子どもでもクラブ内の様々なスポーツを自由に体験できる仕組みを持っています。
本プロジェクトの目的は、「スポーツを地域のインフラにし、社会課題を解決する」ことです。具体的には、誰もが運動を楽しむコミュニティづくり、パラスポーツ体験を通じたインクルーシブ教育、放課後のスポーツ学童や障がいをもつ高校生が働くカフェの設立などを進めます。スポーツを通じて市民・行政・企業と繋がり、誰もが安心して暮らせるまちづくりをめざします。

【東近江市SIB スポーツが地域のインフラストラクチャーにプロジェクト】詳細・募集ページ
 

えがお
〜顔を知り、緩やかにつながりあう中で自然と助け合えるコミュニティへ〜
「東近江市SIB 地域の多世代が出会いつながる居場所プロジェクト」

「えがお」は、子育て中の親子や小中学生が集う居場所を運営し、地域全体で子育てを支える仕組みづくりに取り組む団体です。 休眠預金を活用した本プロジェクトでは、子育て中の親や高齢者などが地域で孤立するのを防ぎ、「助けて」と言わなくても自然に助け合えるコミュニティの再構築を目指します。具体的には、誰もが気軽に立ち寄れる「全世代型の拠点」を整備し、多世代が交流するこども食堂やカフェ、地域の人が先生になる体験イベントなどを開催します。また、小中学生がいつでも安心して過ごせる放課後の居場所を拡充し、世代を超えたゆるやかな繋がりの中で、お互いを認め合える地域社会をつくります。

【東近江市SIB 地域の多世代が出会いつながる居場所プロジェクト】詳細・募集ページ

八日市おかえり食堂
〜商店街に子どもの声が響く。いつでも帰れる、みんなの居場所〜
「東近江市SIB 八日市おかえり食堂+プラスプロジェクト」

「八日市おかえり食堂」は、誰もが参加できる子ども食堂や、学校に行きづらい子ども・若者向けの平日昼間の居場所づくり、お弁当を届ける活動などを通じて、地域で子どもたちを見守る団体です。休眠預金を活用した本プロジェクトでは、学校に行きづらい子どもや若者、その家族が「行きたい」と思った時にいつでも立ち寄れるよう、商店街に新たな拠点を整備し、平日の開催日や時間を増やします。また、お弁当や食材を届ける支援も拡大します。地域の人や学校の先生など、信頼できる大人たちとの関わりを通じて、子どもたちが安心して過ごし、次の一歩を踏み出す力や生きていく力を育む環境づくりをめざします。

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えんtoえん
〜「なんとかなる」「あんたがおってよかった」と声が行き交い、応援が循環する地域へ〜
「東近江市SIB 未来の当たり前(日常)を共創するプロジェクト」


「えんtoえん」は、生きづらさを抱える若者と、彼らを支える支援者が孤立せずに安心して働き暮らせるよう、家でも職場でもない第3の居場所「大萩基地」を拠点に活動する団体です。休眠預金を活用した本プロジェクトでは、地域に根づいた「応援し合う仕組み」の構築を目指します。具体的には、若者が安心して自己表現できる拠点づくりや対話の場(スナック型)の提供、地域住民や企業も参加する拠点リノベーションなどを実施します。これらを通じて「支援する・される」という固定的な関係を超え、若者が役割を見つけて社会と繋がり、やがて誰かを応援する側へと成長する「応援の循環」が生まれる、あたたかい地域社会をつくります。

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こどもの居場所 ひがえど
〜みんなの力で子どもを真ん中に。誰もひとりぼっちにしない居場所づくり〜
「東近江市SIB 地域の人が見守り、寄り添い、子どもの生きる力を育む「ひがえど ほっとステーション」プロジェクト」

「こどもの居場所ひがえど」は、子ども達が安心して過ごせる放課後や長期休みの居場所づくり、地域食材を用いた「ひがえど食堂」の開催や学習支援を行う団体です。休眠預金を活用した本プロジェクトでは、共働き世帯や外国にルーツをもつ子ども達の孤立や孤食を防ぎ、「地域の総力」で子どもの育ちを支える新たな拠点「ひがえど ほっとステーション」を空き店舗を活用して整備します。具体的には、学習支援や多様な体験活動を提供する放課後・長期休みの居場所や、こども食堂を拡充します。さらに若者をスタッフとして受け入れ、地域住民も交えた多世代交流を通じて、誰もが安心して育ち合えるあたたかい地域社会の実現を目指します。

【東近江市SIB 地域の人が見守り、寄り添い、子どもの生きる力を育む「ひがえど ほっとステーション」プロジェクト】詳細・募集ページ


特定非営利活動法人immi lab
〜ルーツが彩る、すべての人たちが生きていたいと思える社会をめざして〜
「東近江市SIB 地域企業と市民総働で育てる移民ルーツ若者のキャリアレジリエンスプロジェクト」


「NPO法人immi Lab」は、移民ルーツを持つ若者が直面する「社会からの孤立」や「進路の壁」といった課題に対し、伴走支援を行う団体です。休眠預金を活用した本プロジェクトでは、地域企業や市民と協力し、若者の就職やキャリアの選択肢を広げることを目指します。具体的には、若者の本音に寄り添う個別相談や、企業での仕事体験(インターンシップ)などを通じて、多様な大人との繋がりを作ります。地域全体で若者の強みを引き出し、彼らが日本社会で自分らしく安心して働き、暮らせる環境づくりを進めます。

【東近江市SIB 地域企業と市民総働で育てる移民ルーツ若者のキャリアレジリエンスプロジェクト】詳細・募集ページ


お知らせ


▼出資説明会
今回の東近江市SIB(ソーシャル・インパクト・ボンド)のプロジェクトを進める 各団体に、プロジェクトの詳細についてお話しいただきました。
また、事業内容や出資手続きの流れについてもご説明し、質疑応答も行いました。
ぜひ以下よりアーカイブ配信動画をご覧ください。

こちらは後日公開予定となります。

SIB(ソーシャル・インパクト・ボンド)とは

投資家から集めた出資金を地域の事業者の事業資金に充て、事業実施前に予め決めた成果目標(社会的インパクト)が達成された場合に限って、基礎自治体が、出資者への元本返済や利息支払いなどに充てる資金を、中間支援組織等を通じて支出する仕組みを言います。SIBでは、社会的インパクトの達成をもとに補助金支出を決定するため、行政支出の適正化が図れるメリットがあります。一方で、元本保証がないため、投資家には元本割れのリスクがあることになります。

連携金融機関による出資金振込口座の提供

湖東信用金庫
湖東信用金庫ATM、インターネットバンキングでの手続きの場合、手数料は無料となります。

滋賀銀行
滋賀銀行インターネットバンキング (個人)の場合、手数料は無料となります。
    
※他行ATM、他行インターネットバンキング、他行窓口からの振込は振込手数料が必要です。

出金時の事務手数料無料について

分配金はデポジットに支払われます。
デポジットから出金を行う場合に、通常1回あたり500円の事務手数料をご負担いただきますが、
東近江市版SIBのプロジェクトに出資された方の出金については有効期間に限り1回分を無料とさせていただきます。


※ 東近江市版SIBプロジェクト(休眠預金活用事業)に出資をされた方の
 出金時の事務手数料の無料有効期限は、2028年3月頃〜2028年9月頃の予定です。
 
デポジットサービスについての詳細は、
こちらをご覧ください。

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